保険代理店のレンタルPCのデータ移行
従業員による移行パターン、タイプ7を紹介します。社内ネットワークに制限がある場合の移行ケースです。

■会社概要■
全国に支店を持った保険代理店の事例です。
■課題■
保険代理店は、レンタルパソコンを使用し、データの移行作業は本部が手動で行い、各拠点にパソコンを送っていました。新しいパソコンを支給すると、本部への問い合せが殺到し、従業員一人につき、平均で5回の問い合せを受け付けていましたが、この手間を何とか削減できなかということが課題でした。

従来の方法は、各地の拠点から古いレンタルパソコンを本部に送付し、本部で新しいレンタルパソコンにソフトのインストールと設定を行いました。そして、手作業でデータ移行作業を行うと、移行の終わったパソコンを各地の拠点に送っていました。しかし、この方法では、今まで使っていたパソコンのデータが足りないなどの問い合せが殺到し、1台のパソコンで平均5回の問い合せを受けていました。

では、ファイナルパソコン引越しを使ってどのようなソリューションをしたかご説明します。ファイナルパソコン引越しのカスタムポリシーファイルを使えば、IT部門のスタッフはほとんど説明が不要でした。本部で引越しプログラムとポリシーファイルをUSBメモリに入れて各地の拠点に送付し、直送された新しいレンタルパソコンと古いパソコンで引越しソフトを起動すると、データの自動移行ができます。これにより、移行コストとパソコンの輸送コストの削減に成功しました。